愛と情熱と孤独と。

若かりし日のの愛が、

唯の情熱だったのか、

埋め合わせたい悲しみの裏返しだったのかはわからない。

ただ、未熟であったから

言葉と態度で示すしか、

できなかった。

抱き寄せるとか、

業と泣かせては、涙をぬぐってみたりだとか。

どうにもできない思いのありかをぶつけることしかできなかった。

やがて君は去っていくけど、

あの日の思いにうそがなかったことを、

今の人が詩で届けてくれる。

今ならどうなんだろうね、

もっと上手に君を愛せるかな。

忘れているようでも、

心のどこかに感じた記憶は色あせたれはしないね。

いまさら、だけど出会えたこと感謝してます。

そして、またどこかで会おう、

長い転生の旅の先、

その日が、争いの続く日であっても、

海がきれいに見えて、

大海原に心はやるときでも、

同じぐらい純粋な気持ちできっと、

また君を見つめるから…。